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ITmedia ネトラン休刊報道で大チョンボ

%A5%CD%A5%C8%A5%E9%A5%F3%B8%ED%CA%F3.JPG ← ITmedia +D PCUSERに掲載された「ネトラン休刊」の記事には11/8売(12月号)で休刊と記載があったが、こちらが裏付けを取るために「にゅーあきば」関係者から得ていた情報は12/8売(1月号)での休刊であり、少なからず「ITmedia +D PCUSER」の記事内容に疑念を抱いていた。


今日になって「ネトラン公式」も更新され、1月号の表紙や内容が掲載されて、書店にもきちんと「1月号」は売ってました。
あーあ、やっちゃったねー。

既にYahoo!コンピュータニュースなど主要なニュースメディアにも転載されてしまっていますし、Wikipediaにも誤った情報が載ってしまっている。
特に「+D PCUSER」は、元々ソフトバンク クリエイティブからの移籍/移管メディアでスタッフも「ネトラン(ネットランナー)」のスタッフと同じ釜のメシを喰っていた間柄の筈。
あからさまな「資金繰り悪化のため」の見出しも事実ではあるが、そこには一切の優しさを感じない。

そして、この誤報だー!!
きちんと責任者が最終確認をしてからアップしているのかよ?
間違えたら直せばイイとか思ってるとWebメディアは駄目なんだぞー。
12:45現在、記事は修正されつつある。

20091208102538.jpg
もちろん、買わせていただきました。(こちらの感涙(?)レポートは、追ってまた)

ITmedia +D PCUSER ネタの提供をありがとう。

コメント (7)

ニダ:

謝罪と賠償を要求するニダ

匿名:

これは訂正文を見ても分かりますが、ITMedia Newsからの記事転載ですね。
同じITMedia内のWEBメディアですが、PCUSERも記事転載先の1つと思われます。
記事転載時の内容チェックが惨いのは確かですが、ここの管理人は責める相手を間違っているのでは?
元は紙媒体だったPCUSERはともかく、最初からWEBだったITMedia Newsに紙への優しさなどないでしょう。

匿名さん、ご指摘ありがとうございます。

>これは訂正文を見ても分かりますが、

と書かれていらっしゃいますが、これは「訂正文を見て初めて判る」事です。そして、その訂正文は「アキバblog」さんや弊社blogの記事、そして、私からの連絡によって対応を開始しているのです。

元々、同時刻にマルチポストされた記事で、編集部名も記者名もありませんから、これが転載記事であることは「訂正文」に「ITmedia News編集部」の記載があって初めて判りますね。
私は「ITmedia News」にも同じ記事がある事を知りませんでした。

さて、当該記事のオリジナルが「ITmedia News編集部」によって書かれた物だとしても、「ITmedia +D PCUSER編集部」が許可したからこそ、この記事は同時にマルチポストされているのですから、私の書いたエントリーの大筋に問題は無いと考えます。

また、入社1年目の記者であっても、自分の会社がソフトバンク系列である事は知っているでしょう。その記者にとって「ネトラン」が読んだ事も聞いた事も無い雑誌であったとしても、事実確認とともに成り立ちや休刊に至る経緯を調べるのは記事を書く記者として普通です。そして、その内容が判ったなら、(その記者がPCUSER編集部所属でなくても)まるで無関係の赤の他人のように事実を冷淡に述べるだけの「雑報」扱いにするのは、少しオカシイと思います。

通りすがり:

優しさを感じないという点ですが、やはり著作権に関する考え方の違いから、おそらくソフトバンク時代から、異端だったのではないでしょうか。違法でも何でも売れれば勝ちみたいな価値観と、MacWeekからのややスノッブな流れを持つITmediaでは、互いを受け入れることは難しいと思います。そもそも、今回のネトラン休刊に関する掲示板の書き込みを見る範囲では、ネトランに対して優しい気持ちをもつ人は、かなりの少数派のような気がします。私も、あの誌面は嫌いではありませんけど、f/xさんの思い入れが大きすぎるのではないでしょうか。

通りすがりさん、コメントありがとうございます。

ITmediaがややスノッブかどうか...は脇に置いて(^-^;

私の思い入れは強いですよ。
絶滅危惧種のIT系メディア専門広告屋ですからね。
雑誌に寄せる想いは普通ではありません異常です。

「ネットランナー」は創刊当初「ビジネスユーザ向けのネット活用情報誌」でした。
これがもう大不発で、大リニューアルを行って出来たのが、今回、休刊になった「ネトラン」の原型なのです。

「ぶっこ抜き」「悪用厳禁」路線は狙ったもので、偽悪・露悪的な傾向を持つものです。実は、そんなに巷で言われるほど「俗悪」でもないのは、きちんと読んでみれば判ると思います。
※著作権侵害云々の話については色々な見解があると思いますけれど。

狙った「ヒール役」なんです。ですから、今、ネットで「休刊、ざまみろwwwww」と書かれた所でスタッフは「最後まで楽しんでくれたまえー」と笑ってると思います。

ソフトバンクからは「カラーに合わない」という事で放逐されましたが、「にゅーあきば」へのスタッフ電撃移籍にしても、速やかな雑誌コード取得にしても、力添えがあったからこそでした。

そういう、温かな任義が今回の記事では断絶しているのが悲しいなぁと思うのです。

匿名:

実はネトランとITMedia Newsの編集長は旧知の中なんです。
だから仲間内で今回の件は、両編集長が仕組んだんじゃないかと噂しています。
もしそうなら、誤報と十分に知れ渡ってから訂正したり、ネットランナーってキーワードページまで作っているITMediaなのに、あの冷たい記事がワザとらしくて、合点がいくんですよね。
温かな任義も残っているし、ITMedia Newsは「ヒール役」を狙ったと。
まー、本人に聞いても何も言わないので真偽は定かでありませんが、その思ったほうが気持ちがいいじゃないですか。

匿名さま、カキコありがとうございます。

忘年会続きで「ネトラン」の事はスッカリ忘れておりました。
(半分冗談ですが......)

はい、そういう事にしてあげるのが、実際に飛ばし記事を書いた若手記者の為にもなると思いますので、そういう事にしておきたいと思います。

私自身も大変良いネタをいただけたと感謝しております。
(ITmediaのオフィスで、幾分、冷たい視線を浴びましたが)

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