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2005年11月 アーカイブ

2005年11月28日


日経BP社移転 追加情報

この年末に行われる日経BP社移転の追加情報です。
新住所:〒108-8646 東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー(総合受付4F)
12/19から部署ごとに順次引越を行い、1/4から全部署が新オフィスで業務開始。
電話番号/FAX番号もすべて変わります。
年末進行の広告原稿は早めに入稿しておくがオススメです(苦笑)
多くの関連会社も同じビルに移転します。

参照本社移転のお知らせ

2005年11月18日


アイティメディア 会員制サービス「 TechTarget Japan 」を2月開始

アイティメディアが、米国の「TechTarget社」との提携を発表したのは、
物凄?く前の事ですが、漸く来年2月よりサービス提供が開始される見通しとなった。
米国TechTarget社が行っている事業は、判り易く言い切ってしまうと
【登録者プロファイルに付加価値を付けて切り売りする事】である。
登録者の継続的な収集とリフレッシュの為に細分化された専門Webサイト群(27サイト)と
コントロールド・サーキュレーションによる無償配布専門誌(4誌)、
完全招待制の専門イベント(8イベント)を主催している。
そのような多大な労力と莫大なコストを掛けて取得した登録者プロファイルを
潜在顧客リストを欲する企業に向けて、コンサルティングを行い、販売する。

さらに言えば、リストの活用基盤が無い or 脆弱な企業に対しては、
コンサルティングの一環として活用指導?各種プロモーション・アクティビティまでを受託する。
というような物だと思えば良いと思う。(登録会員340万人、年間売上90億円だとさ)


そんな「TechTarget社」と提携している「アイティメディア」。
2月にはサービス提供基盤となる会員制Webサイト「 TechTarget Japan 」が開設される。
会員限定での「テーマ別 記事コンテンツ閲覧(米TechTarget 翻訳記事/
SBCR ビジネスインパクト記事/オリジナル記事)」や「ホワイトペーパーダウンロード」、
「 TechTarget ジャパン メールマガジンの発行 」が開始される予定だ。

開設当初の目標値としては「月間PV 80万」「登録会員 2万人」
「オリジナル記事 10?15本/日」「掲載ホワイトペーパー 300ファイル」を目指す。現在は緩いプロファイルしか取得していない「ITmedia/@IT」読者に向けて会員登録の告知/誘導を
関連Webサイト/雑誌メディアの総力を挙げて行っていく事になるだろう。
(ITmediaには「ITプレミアム」なんて物もあったような気がしまふけれど...)

既にCNET Japan/ZDNet Japanは「ホワイトペーパーダウンロード」を実施しているが、
こちらと同様に「ホワイトペーパー」をダウンロードした会員の詳細な登録情報が、
「ホワイトペーパー」掲載企業に提供される仕組みである。
(掲載企業は専用Webサイトでリアルタイムにタウンロードした会員の情報取得が出来る)

当然、「ホワイトペーパー」掲載料は有料であり、これが主な収益源の一つである。開設当初はお得なキャンペーン価格が適用されます。詳しくはアイティメディアへ

「会員プロファイルの切り売り」という点では、
リクルート社の「キーマンズネット」ととも類似のサービスであると言えるけれど、
コンテンツ閲覧数を保証する「キーマンズネット」に対して、
「 TechTarget Japan 」では、【セールスリード獲得数を完全保証】するメニューの投入が
予定されている点が異なる。このメニューは「ターゲットROI(仮称)」と呼ばれているが、
時期が来れば確実に導入されるだろう。

その他、登録会員数の伸びやリスト精度が安定すれば、
「リストレンタルによるメール配信代行」や「タイアップサイト」
ITmedia/@IT/メディアセレクト媒体とのセット企画なども開始されると思われる。
また、事業の進展方向としては、当然、コンサル・アウトソース系も有りだろう。

という事でやっと形が見えた「 TechTarget Japan 」。
これだけで商売にするだけではなく、
メディアセレクトの3媒体やビジネスインパクトへの広告掲載に付帯する
広告効果測定サービスも是非、早期に提供していただきたい(無料とは言わないからさ)。

※同時期から加わる松浦取締役が、このネタを放っておくとは思えないけれど......

最早、IT系専門雑誌には広告効果を明示できるギミックが不可欠です。
それを標準装備できない専門雑誌媒体は広告媒体としては厳しいと思う。
(ターゲティング領域が超狭い媒体には、まだ少しは猶予があると思うけれど)

「資料請求サービス」の廃止後、経費削減だけをしておいて、
ナゼ?広告主や読者サービスの為に何も出来なかったのだろう?
(雑誌がたくさん売れたブーム時のウハウハ記憶が捨て切れなかったから......)
効果が不明瞭ゆえに何となく雑誌が救われてきた時代は終わったんです。

セミナーやイベント、Web etc...と連動してやっと広告が貰える現状を考えると
効果が不明確な媒体が広告媒体として評価してもらえる時代は終わったのです。
だからと言って、雑誌に雑誌の良さがある、何でもかんでも切り捨てる事は無い。
「明確な効果指標」さえあれば専門雑誌は必ず復活できると信じてます。
その事をアイティメディアが証明してくれるかもしれないというのは皮肉だ.....(苦笑)

日経BP社 ITPro等も次のリニューアルでは「ホワイトペーパーダウンロード」を
搭載してくると思いますが、是非とも雑誌媒体への活用視点もバッチリ取り込んで下さい。

2005年11月16日


アイティメディア、メディアセレクトを傘下に収め、統合へ

アイティメディアとメディアセレクトは、本日、発表会を実施し、
来年の2/1を以って合併/統合予定である事を発表した。
既に今月1日にメディアセレクトは全株式をアイティメディアに譲渡し、
同社の100%子会社となっている。

合併/統合後に存続する社名は「アイティメディア」。
オフィスも丸の内のアイティメディアのオフィスに統合される。
アイティメディアでは、メディアセレクトの持つリソースを活用して、
主にエンタープライズ分野の強化を行う方針で、
現在の「ITmediaエンタープライズ」に深みと幅を持たせる事に加え、
経営者/CIO層などをターゲットとする新Webサイト
「ITmediaエクゼクティブ(仮)」の立ち上げを予定する他、
メディアセレクトの雑誌群や書店ルート等を基盤として出版事業等も行っていく事になる。

メディアセレクトの松浦義幹 社長は、
統合後は「常勤取締役」に就任し、エンタープライズ事業を統括する。

メディアセレクトは2001年創業の独立系IT出版社。経営状態は良好。
ITソリューション・ビジネス誌「ITセレクト」、
サーバー管理者向け情報活用誌の「サーバーセレクト」、
マイクロソフトに特化したインサイダー情報誌「Directions On Microsoft」等の
IT系専門誌を新興出版社でありながら自社の取次口座/雑誌コードで発行している。
メディアセレクトの事業を自ら牽引してきた松浦義幹 社長は、

電波新聞やIDGジャパンなどを経たIT系専門メディア業界の古強者であり、
その幅広い人脈と文化、「熱血溢れる」営業手腕はアイティメディアにインパクトを与える。

ネット事業推進では手詰まり感のあったメディアセレクトと
企業上層向けエンタープライズ分野の強化が急務であったアイティメディアの合併。株式上場に向けて売上高の上積みが必要という事情もあるとは思うけれど、
経営陣に「松浦義幹」氏が加わる事が、やはり一番の肝か?

有償雑誌メディアの読者を少なからず奪ってきた無償Webメディアと
無償Webメディアの攻勢に苦しみ抜いてきた有償雑誌メディアが、

最良の形で融合できるチャンスなのかもしれませんね。
それは各社にも良い波及効果をもたらす物になって欲しいです。頑張って下さい。

2005年11月11日


ソフトバンククリエイティブ 「 iモードスタイル」 不定期刊へ

ソフトバンククリエイティブは、
現在、月刊で発行されている「 iモードスタイル」を不定期刊とすると発表した。

月刊誌としての最終号は、来年の1/23売。

定期刊行物を必要としないフェイズに突入してますもんね。携帯絡みは。

2005年11月08日


アスキー 「 NETWORK MAGAZINE 」 11/24売より リニューアル

アスキーは、「 NETWORK MAGAZINE 」を11/24売(1月号)よりリニューアルすると発表した。

書店売りという事もあり、従来はエンドユーザ寄りであった誌面を転換し、
企業向けネットワーク構築に従事するITエンジニアをメインターゲットとする。
「サプライヤー向けネットワークテクニカル誌」がコンセプトとの事。

プロ向け媒体が「 NETWORK MAGAZINE 」で、
エンドユーザ向け(と言っても企業内エンドユーザだが)が
「アスキービジネス ITスキルアップ」と考えると明快ですな。

今回のリニューアルに合せて誌名ロゴも変更される(カタカナ併記?)。
また、長く編集長を務めた大島伸一編集長に代わって、

同誌の副編集長を務めてきた「大谷イビサ」編集長が着任する。
大島編集長は兼任であった「アスキービジネス ITスキルアップ」の編集長専任となり、
さらにプロダクトネマージャー(?)として、上記2誌に「UNIX MAGAZINE」を加えた
テクニカル系雑誌を管掌する職務を遂行する事となった模様。

他方、「日経Linux」あたりは、エンタープライズLinuxだけではなく、
コンシューマ受けする編集特集をやり始めている。「テレビ録画」とか「年賀状」とか...
カチコッチンの実務情報Onlyだと書店では受けが悪いもんねぇ。その辺りはどうなのよ?

■2005年度上期ABC部数......■

恐ろしくて、ABC部数の比較解析に手が出な?い。単なる怠慢だが...。

2005年11月02日


コンピュータ・エージ社 「コンピュートピア」 10/18売(11月号)で休刊

昭和42年3月創刊の最古参IT誌が休刊となった。
「コンピュートピア」は、現在発売中の10/18売(11月号)を以って休刊となる。
38年の長きに亘った歴史に幕が閉じられた。合掌。

今年6月にリニューアルを行い、建て直しを図っていた中での突然の休刊である。
同誌の成り立ちなどについては、かつて編集長を務めた事もある
「砂田薫」さんのブログを参照してみると良いだろう。

墓碑銘を刻む石工の気分になってきた......。

2005年11月01日


日経BP社 「日経バイト」「日経Windowsプロ」「日経バイオビジネス」を年内休刊

日経BP社は、コンピュータ・ネットワーク局の「日経バイト」「日経Windowsプロ」と
医療局の「日経バイオビジネス」をそれぞれ12月売を以って休刊すると発表した。
「日経バイト」は12/21売、「日経Windowsプロ」は12/26売、
「日経バイオビジネス」は12/14売が最終号となる。

「日経Windowsプロ」は「日経WindowsNT」として創刊した雑誌だが、
どこまで行っても「Windowsプラットフォーム」によるシステム誌であり、

今後の先行きや広がりという物を考えた時にWebサイト「Windows Review」による代替が
利きやすいと判断する事が出来なくもない雑誌で有った事は確かだけれど、
「Windows」という枠の中で幅広いテーマを扱おうと健闘していたと思っている。

「日経バイト」については、遂に、この日が来てしまったか...というのが正直な感想。
先端テクノロジー誌としてリニューアルした後の「日経バイト」は、
その志の高さ、取組みの真摯さにおいて評価されるべき雑誌だったと思います。
しかし、一部のファン読者やファンとして雑誌を支援した一部の広告主の力では
悲しいかな、コンピュータ・テクノロジー誌として稀有な存在であった「日経バイト」を

救う事が出来ませんでした。私自身も無力さを感じます。
唯一の慰めは昨年「混沌の館にて」を書籍化できた事でしょうか。
願わくば、いつの日が復刊を......。合掌。

.........ツマランですなぁ。実につまらない。嗚呼、ツマラナイ世の中だ。
売れない物は要らない物?そう、多くの人には要らない物かもしれません。
でも、2?3万程度の安定読者がいても存在を許容できず、成り立たせる事が出来ないなら、
そんなは出版社は【専門誌】出版事業なんてやる意味が無い。資格が無い。

「ネット事業推進」は魔法の言葉か錦の御旗で、すべて、Webへシフトすれば万事解決?

そんな事は有り得ない。BP社に限らず既存紙媒体を整理して、
Webへ安易に転ぶように見える方針は「出版社」としての矜持を根底から覆す。
それは、最早「出版社」では無いのかもしれません。
短期的な収支改善は出来るかもしれない、でも、失ってしまう物が大きすぎるような気がします。

私は悲しい。覚悟はしていたつもりでしたが、やっぱり悲しいなぁ......。

■2005年度上期ABC部数判明■
詳細は後日.........。

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