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2004年10月 アーカイブ

2004年10月29日


BCN フリーペーパー「 BCNランキング」創刊準備号を明日から配布開始

PC/IT業界紙「 BCN 」を発行するBCNは(Web BCN)、
調査部門「BCN総研」の発表する「BCNランキング」をメインコンテンツとする
フリーペーパー「 BCNランキング 創刊準備号」を明日30日から配布開始する。

「BCNランキング」は全国の協力店舗 1482店から得られるPOSデータを利用したランキング。
今回のフリーペーパー「 BCNランキング」も、その協力店舗で配布される。(一部地域を除く)

創刊準備号の配布部数は13万部超。

デジタル家電を含めた多くの製品カテゴリのランキングを掲載している。
創刊準備号は現在のBCNと同様のタブロイド版で、誌面構成もBCNに似ているが、
来春に予定される正式創刊時には、コンテンツや版形を再検討し、
家電量販店を訪れる多様な客層に合わせた物となるという。(発行周期は未定)

昔はPC流通業界紙だった「BCN」も、
最近は電子自治体の話題などにも積極的に取り組み、
IT業界向け/SIer向け専門紙の色を濃くしていた所でしたから
「デジタル家電」なども取り上げるコンシューマ向けフリーペーパーの発行は、

第2の「BCN」の創刊でもあり、「BCN」自体の知名度を広く一般でも上昇させ、
POSデータ提供店舗や主要メーカーなどとの新たな事業展開を後押しする物と言える。
なお、本紙「 BCN 」も11月からリニューアルが実施されます。
なかなか、威勢がヨロシイです。

フリーペーパーが、気になる。今日、この頃。
2004年度上期ABC数値が、微妙な数字の連続なので......。

2004年10月28日


IDGジャパン 「 e・Gov 」 12/15売(1月号)より書店販売を開始予定

IDGジャパンの電子自治体情報誌「 e・Gov 」は、12/15売(1月号)より書店販売を開始する予定。
従来は、中央官庁、自治体関係者を中心にコントロールド・サーキュレーションによる無償配布を行っていたが、
10/15売の最新号から試験販売を開始しており、
その販売状況を受け、本格的な市販展開開始となる予定。
なお、当面は雑誌コードは持たず、書籍orムックでの書店販売となる。

また、自治体関係者への無償配布は今後も変わらず続けられる。

唯一の月刊誌として一周年(昨年10月創刊)。そして、新たな一歩を記す訳ですなぁ。
編集長がチト風変わりだけど。きちんと頑張っているんだなぁ。

2004年10月21日


アスキー 九段下に移転

アスキーは、現在の信濃町駅ビルから九段下に移転すると発表した。
今週末から部署毎に引越が行われる予定ですが、
広告局の新住所での営業開始日は「11/1(月曜日)」からとなる。
移転に伴い電話番号なども変更になりますので注意!
◆新住所:千代田区九段北1-13-5 日本地所第一ビル

ようこそ、九段下へ!
坂の上には角川書店というロケーションです。
(f/x からも徒歩3分位で、かなりウレシイ。さぁ、呑みに行こう!)

しかし、ちょっと、IT系出版社が九段下周辺には集まり過ぎかも......。


無駄話

このページが長くなり過ぎたので、
過去記事を久しぶりに「過去のニュース」ページに繰り入れた。
そして、「過去のニュース」のファイルが「13000行」もある事に気が付いた。
独りでこんなに書き散らしちゃったのかよー。自分で驚いてしまいましたとさ。

記事検索は[Ctrl]+[F] でね。一年、一昔という感じですな。

2004年10月18日


日経BP社 「日経パソコン」の発行日を来年1月から変更

日経BP社は、「日経パソコン」の発行日を来年1月より、
「隔週 月曜日」から「第2・第4 月曜日」に変更すると発表した。
これにより「隔週刊」から「月2回刊」となるが、年間の刊行冊数は24冊で変更無し。

「前週の水曜 or 木曜」だった発売日も「前週 木曜」になって判りやすい。
市販ルートへの配本を増加させるのかもしれませんね。

修正版進行スケジュールでは、広告申込〆切日も、一段と引き付けられており、
編集・印刷・製本の各種システムは、
留まる事無くデジタル化を推し進めているのだなぁ、と思う。
......印刷現場に職人技は、もう必須ではないんだよな......神業を見てきた元現場人としては、複雑。
近い将来、人間は何の仕事をすればいいのだろうか。真剣に考えねば。


その他 IT誌 斜め読み

IDGジャパンの「 COMPUTER WORLD 」。
最新号の特集は
「本当に期待していいの?[SOA] なぜ普及が進まないの?[Webサービス]」
へへへ。
「何だか良く判らないけれど、[SOA]で行くぜ!」みたいな所に
冷水をぶっ掛けるのは、真理を追う「 COMPUTER WORLD 」の姿勢として大変、正しい。

詰め切れているかは読んでみて。バズワード(BuzzWord)には功罪の「功」もあるような気もする...。
という事で、今後とも頑張っていただきたい。「 COMPUTER WORLD 」来月で一周年。
※特集、冒頭の「アレゴリー(allegory)」は、(童話、神話)じゃなくて(寓話)が良いな。

2004年10月14日


「 PC Japan」復刊号、幻の7月号掲載記事が特別付録

復刊号が昨日発売となった「 PC Japan 」には、
突然の休刊で発売されなかった6/13売(7月号)に掲載予定だった
特集記事や連載記事を再編集した「別冊特別付録」が付いている。
尻切れトンボになっていた連載にも、これで一応の区切りが付いた。

また、9月には「PC Japan テクニカルガイド」と銘打った
過去記事を織り交ぜたムックも一挙に3冊出してます。

さて、
復刊号ですが、誌名ロゴは微妙に変わりましたけれど、
相変わらず、金髪モデルを起用した表紙も健在(誰の趣味なのさ?)。

煽り気味のタイトルは、とりあえず見当たりませんが、
中身は以前から真っ当なので別に妙な具合に変節していたりはしません。
今や、読み応えを感じさせるPC雑誌は少数派なので、復刊はやはり喜ばしい事です。
さぁ、第2期スタートだぁ!

2004年10月03日


複合型広告企画は媒体力を底上げする物ではないから

最近は雑誌広告の広告効果提示が曖昧である点を回避/補完する目的で、
無料セミナーやカンファレンスなどのイベント連動やWebサイト連動など
リアルな手応えを付加できる複合型広告企画が増えています。
(まぁ、出版社の業域自体が複合化した事が土壌となっている訳ですけど)

つまり、雑誌広告が単体で本来持っている広告効果に加え、
まったく別個のギミックを組み込んで広告効果で作り出す事で、
「雑誌広告は効果が見え難い」という批判に対する「対応策」として来た訳です。
(私自身も間違った手法とは思わなかったのですが......)

こういったタイプの複合型広告企画が頻繁に実施されるようになった結果、
企画対象となる主要なクライアント側には、食傷感が生まれつつあり、
慣れないオペレーションが急激に増加している媒体営業現場の疲弊度も増しています。

短期的な売上確保の面では複合型広告企画は有効でしたが、
金額面や企画テーマの点ですべてのクライアントに対して毎号提案できる物ではない事や、
雑誌とは別個のギミックに依存した企画構成である事から、
適合する企画が実施されない場合や通常タイプの企画実施時の「雑誌広告」は、
単体では相対的に価値の薄い物、と判断されかねない危険を孕んでしまいました。

(「企画中毒」という言い方が出来るかも......「ウメ広 中毒」に似た物...これもデフレ??)

急場を乗り切る事が出来たのならば、
今度は雑誌単体での媒体力を強化する事が、最優先課題に思えます。
基盤となる雑誌単体の価値をいろいろな面で向上させる施策の中で

Webやイベントを絡ませるにしても、多種多様な広告主のニーズにいつでも対応できる
あくまで雑誌を核にした恒常的な一体化したサービスとして実装させる事が重要だと思います。
(広告効果測定手法の標準化 / 発行部数・実売部数の透明化など)

現実には数字の上がっている企画運営を停止/ペースダウンさせることは難しいです。
しかし、打てる手は皆無ではない筈なので、平行しての作業を望みたい所です。


※例によって広告屋視点に偏っているので、誤解が生じる内容かもしれません。
様々な視点での雑誌媒体力再生に対するご意見もお聞かせいただければと思います。

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