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2006年01月 アーカイブ

2006年01月25日


朝日新聞社 「 ASAhIパソコン」 2/28売(3/15号)を以って休刊

朝日新聞社は、月2回刊の歴史あるPC誌「 ASAhIパソコン」を2/28売(3/15号)を以って休刊すると発表した。

「 ASAhIパソコン」は、'88年創刊の老舗PC誌。新聞社出版局媒体ならではの報道の匂いを持ったPC情報誌でした。元気が無かった頃のMacにもきちんと目配りをしていたし、教育現場やハンディキャップを持つ方達のPC活用という物もフォローした。

ここ数年は部数を減少させ続けていましたが、遂に休刊です。

PC普及が進み、情報はインターネットに満ち溢れている現在。コンシューマー向けPC情報誌の役割は終わったのかもしれません。

それでも、あるいは違う道もあったのでは......と思ってしまいます。
少なくとも「YOMIURI PC」は初心者向けPC活用誌として善戦していますし。

2006年01月15日


日経BP社 ITpro 新体制主導のリニューアルは3/1より

一昨日、実施された日経BP社コンピュータ・ネットワーク局の
「 IT marketing Day 2006 」で発表されたもう一つのトピックをお知らせいたします。

■「 IT Pro 」→「 ITpro 」 3/1より リニューアル
昨年10月の機構改革で「ネット事業推進」を旗印に掲げた日経BP社。
将来の日経BP社を担うエースの一人と言われるのが前のエレクトロニクス編集長で
10月よりネット事業推進センターの中核メンバーとなり、

コンピュータ・ネットワーク局長補佐 兼
コンピュータ・ネットワーク局ネット事業プロデューサー 兼
ITpro発行人の「浅見直樹 局長補佐」その人であり、
その「浅見体制下」の手嶋ITpro編集長を筆頭とするITpro編集部が、
初めて実施するのが今回のリニューアルとなる。
リニューアルは3/1より実施、「 IT Pro 」のロゴは「 ITpro 」に変更される。


9月に行われた前回のリニューアルでは
「ニュースに偏りがちなサイト」と捉えられている現状を改善する為、

点在する各種活用記事/製品情報へのナビゲーション向上に寄与する「テーマ」を設けた他、
実際の記事数も増加させるべく実務的な技術活用記事の充実など図ってきたが、
今回のリニューアルも基本的にはこれをさらに推し進めた物となっている。
また、ホワイトペーパーダウンロードやブログの実装に必要なシステムの刷新は
前回のリニューアル時に先を見越して行っており、大きなシステム刷新は無いそうだ。
デザインと使い勝手は、だいぶ変わると思いますけれどね。

「総合テーマ」「フォーカス・テーマ」によるサイト再編成
9月に設けた各種「テーマ」の中で多岐の分野に跨るカテゴリとしては運用が難しい物、

カテゴリとしては大きすぎる物などの整理/検討などを行い、
「10個の「総合テーマ」」とその傘下に細分化された「フォーカス・テーマ」を設けた。
これで読者が興味分野により素早くアクセスできるようになる。

「総合テーマ」や「フォーカス・テーマ」の中には、
現在、IT Proトップページから「フォーカス」としてリンクされている
「IP電話ONLINE」、「日経BPガバメントテクノロジー電子自治体ポータル」「RFIDテクノロジ」など
「ITPro Target」ブランドのサブ・サイト群も組み入れられている他、
「日経Windowsプロ」が運営してきた「 Windows Review 」や

「日経ソリューションビジネス」が運営している「ITサービスLeaders」などの
既存雑誌がある程度のブランドを確立したサブ・サイトも組み入れられるようだ。
つまり、このリニューアルの機会にその辺のナビゲーションにも統一感を持たせたいのだろう。

対象別、目的別のナビゲーションWebサイト新設
ニュース中心のトップページから容易にアクセスできる4種類のWebサイトを用意。
「ITpro Tech」:技術者向け実務技術情報/解説記事/活用記事など。
※専門技術情報。これが本道ですな。

「ITpro Watcher」:読み物系、IT業界人ブログや記者ブログ/著名記者コラム(谷島の情識)など
※アイティメディアとブロガーの取り合い勃発か? あちらはギャラがモゴモゴ。
「ITpro Start」:ビギナー技術者向け入門記事/基礎講座記事など
※自分の領域外の技術情報を仕入れる必要がある時にも有益でしょう。
「ITpro Data」:製品情報ディレクトリ。「パッケージ・ソフト総覧」などのデータ再活用。
※現在の「IT総覧」コンテンツの転用です。

注意していただきたいのは、別に新しいサイトが立ち上がる訳ではないという事。

基本的にはナビゲーション改善の方法として従来は各所に散らばっていた記事を
対象別、目的別の4種類のWebサイトに振り分けて行くだけです。
従って、記事の総量が急激に増える物ではないが「ITpro」としてのボリューム感は増すだろうし、
従来のニュース閲覧を主目的とする読者以外の層の取り込みも図っていける筈です。

つまり、かつては色々な所に点在していた各種コンテンツを
「総合テーマ/フォーカス・テーマ」を横軸に「4種類の対象別、目的別Webサイト」を縦軸に据える事で
ナビゲーションを大幅に向上させる事が今回のリニューアルの大きな狙いと言える。

勿論、これで「ITpro」は完成形という事ではなく、

データを活用したマッチングサービスなど、より高度なサービスを展開して行くのだろう。
懸念としては、ITpro編集部が統一感のあるサイトを目指す過程で、
各雑誌のWebサイトが築いてきたブランドやコミュニティが分解しかねない事だろうか?

雑誌編集部主体のWeb活用に歯止めが掛かってしまう事態は避けなければいけないと思う。


その他、国内で開催される主要イベントに合わせて編集特集も実施するとの事。
「ITpro Data」ではホワイトペーパーダウンロードを組み込んだ広告サービスも開始される。
(ITpro Data Scope)

細かな広告メニューの改訂も行われているので、詳しくはBP社CN局広告へどうぞ。
総じて合理性と整合感のある良いリニューアル計画だと思いました。
構成人員もかなり拡大しておりますし、期待させていただきますね。

うわっ、字だらけじゃん。疲れたぞ。膝から崩れ落ちちゃうよ(笑)

2006年01月14日


日経BP社 「日経SYSTEMS 」新創刊!?

昨日、実施された日経BP社コンピュータ・ネットワーク局の
「 IT marketing Day 2006 」で発表された情報をお知らせいたします。

冒頭、挨拶に立たれた古沢局長の話からは、
「雑誌とWebの融合」所謂、「MAG+NET戦略」がきちんと伝わってきます。
バランスを欠いた「MAG→NET戦略」にならぬようお願いしたい所です。

■「日経SYSTEMS 」新創刊
新創刊誌「日経SYSTEMS 」の発表が一つ目のトピックですが、ちょっとビックリ!

元々の告知では「IT雑誌の統合発表」となっていた物で「新創刊誌の発表」では有りませんでした。
実際の所は、「日経ITプロフェッショナル」と「日経システム構築」を統合して「誌名変更」です。

元々、2002年5月の「日経ITプロフェッショナル」創刊とその後の部数拡大を受けて、
「日経オープンシステム」が差別化を図るべく入門記事やスキルアップ記事を削ぎ落とし、
より現場寄り/玄人SE向けに誌名変更/誌面刷新を施した(2003年3月売?)のが
現在の「日経システム構築」である経緯を考えると、
近接するフィールドを無理に分割していた2誌を1誌にする施策は判ります...それを何故。
※スキルアップ専門誌の広告集稿は他社の例も含めていつも厳しくて...。

「日経システム構築」の路線を踏襲する(というか「誌名変更+α」位にしか見えない)
新創刊誌】「日経SYSTEMS 」の説明を行った瀬川発行人、杉山編集長の話の中では、
まったく新しいITエンジニア向け専門誌」というお題目を虚ろに繰り返すばかりで、
「日経ITプロフェッショナル」と「日経システム構築」の事については触れませんでした。

特に今回は事情を知る広告主と広告代理店関係者を呼んでの説明ですから、
『アンタ!言わなくたって判るでしょう?』という事なのかもしれませんが、

『こんなを白々しい説明を喋らされて、お仕事大変ですね?』と思ってました。

新創刊誌「日経SYSTEMS 」は3/24創刊。45,000部予定。
新創刊誌の編集長は当然、現在の「日経システム構築」編集長の杉山編集長が務める。
4C1P広告料金は「日経ITプロフェッショナル」の広告料金をスライドして650,000円。
(ちなみに「日経システム構築」は4C1P 528,000円)

「誌名変更」でも「新装刊」でもなく、あくまで「新創刊」である以上、

「日経ITプロフェッショナル」と「日経システム構築」は2月売で「休刊」ですね。
(正式な休刊アナウンスもされず、事実上抹殺...不憫な雑誌よのう。カワイソウに...)

マイナスイメージの伴う「吸収・統合→誌名変更」ではなく、
ピッカピッカの「新創刊ですよ?!!」と打ち出したいのは判りますが、
実質的な継続誌に思える「日経システム構築」の広告料金ではなく、
「日経ITプロフェッショナル」の広告料金をスライドさせるのは疑問。

合計すると60,000部以上の実売部数を現有している2誌の既存購読者には、
個別に「日経SYSTEMS 」への購読変更案内が行われるでしょうし、
その他、「新創刊誌」購読キャンペーンも幅広く展開されるでしょうから、
予定部数「45,000部」の確保は余裕の範囲なのかもしれませんけれど、
「日経システム構築」の広告主にとっては突然の抜き打ち値上げ実施ですから。

(誌名変更じゃ値上げは出来ませんから......つまり、そういう事なんですよね.........)
(でも、統合・新装刊して部数が増えてから真っ当に料金改定しても良い筈ですよねぇ)

(何故に正直に説明してくれないのでしょうかね...)

とはいえ、「日経システム構築」は今でも現場SEの味方の良い雑誌です。
従って、「日経SYSTEMS 」も悪い雑誌である筈はありません。
記者の皆さん、誌名が変わっても頑張って下さい。

2006年01月13日


技術評論社 「 JAVA PRESS 」刊行ペース変更

技術評論社の「 JAVA PRESS 」は従来の隔月発行(奇数月)から
年2回発行に刊行ペースを変更する。'06年9月売/2月売を予定。
3月売の「 Vol.47 」が隔月発行での最終号となる。
Javaが黎明期から勃興期?成熟期と進む中でJavaに特化した開発誌が
隔月ペースで扱うべき大ネタが徐々に減ったきたのは確かな事だろう。
「WEB+DB PRESS」や「SoftwareDesign」もありますしね。

小ロットになってくると雑誌コードではなく書籍(ISBN)コードで刊行して、

必要に応じ刊行ペースを上げ下げする技評の雑誌刊行手法は使えます......。
Web書店でも書籍コードの方が露出度も高いし、バックナンバー販売も容易。
これを「技評メソッド」と呼ぶか。その場合、判型はB5じゃないと邪道(笑)


ソフトバンク クリエイティブ さらに定期刊行雑誌を削減

ソフトバンク クリエイティブは、定期刊行雑誌を減らし、

デジタルコンテンツを中心に据えた施策方針が顕著となっているが、
ここに来て、さらなる削減が発表された。

今回は、
月刊誌「パソコン購入ガイド」「 C MAGAZINE 」が3月売で休刊。
隔月誌「ケータイBEST」が3/15売以降 不定期刊化。
創刊準備号を2回刊行した「ねっため」の創刊中止が発表されている。

デジタルコンテンツ化がすべてにおいて「正解」とは言えない。
確かに今やバイヤーズ誌や携帯情報誌の内容はWebコンテンツでほぼ事足りる。

しかし、ソースコードや図版を用いて読者の理解深め、
さらに読者自身にオリジナルな思考/思索を進めて貰う事が本分の
開発系テクニカル誌はデジタルコンテンツのみでは、そうそう上手く作れない。
その事はある程度「開発系テクニカル誌」を作った事のある人なら判る筈。

'89年の創刊以来18年。
3月売で通巻199号の「 C MAGAZINE 」がこのまま消えるのは誠に惜しい。
アルゴリズムやゲームプログラミングのコアな記事が載る雑誌はコレだけだ。
誰かが作った道具を使う事や使わせられる事ばかりで、

自らが創る事や考える事が必要の無い便利な世の中では有りますが、
それだと脳ミソが退化するばかりですな。
書籍やWebサイトに「 C MAGAZINE 」ブランドが残る可能性は高いし、
「雑誌 C MAGAZINE 刊行継続の可能性もゼロではない」とだけお伝えしておこう。

2006年01月04日


CNET 新サイト/サービスの立ち上げを予告

CNET Japan、ZDNet Japanを展開するCNET NetWorks Japanの年賀状には、
2006年の新サービス立ち上げ準備として、
「パーソナル&エンタテインメント事業室」「経営企画室」を発足させると明記されている。

コンシューマ向けWebサイトの立ち上げを計画している事になると思われるが、
広告収益と周辺ビジネス展開に拡がりを持たせる為に
専門Webサイトが領域を拡大していく傾向は他の専門Webサイトでも同じなので、
戦略としては特別な物ではなく、規模的に差がついている現状では独自性が欲しい。

2006年01月01日


f/x 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

去年はIT系専門誌にとって厳しい1年でした。耐え難い休刊もありました。
f/xの本業である広告代理業でもネット系媒体の扱い比率は年々高くなっていますが、

あくまでもIT系専門誌を見捨てる事無く、可能性を信じて行きたいと思います。
アナクロと呼ばれても。時代遅れと呼ばれても。

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